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『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人?ブレイキンの代役・実力・高難度技を解説

『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人?ブレイキンの代役・実力・高難度技を解説
『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人?ブレイキンの代役・実力・高難度技を解説
洋画

映画『熱烈』を観て、「ワン・イーボーのダンスは本当に本人が踊っているの?」「あのブレイキンの大技まで本人?」と気になった人は多いのではないでしょうか。もともとダンス経験が豊富なワン・イーボーだけに、どこまでが本人なのか判断しにくい作品です。

結論からいうと、『熱烈』ではワン・イーボー本人が実際に多くのダンスを踊っていますが、高難度のブレイキンには専門のB-boyによる代役も使われています。「全部本人」でも「ほとんど代役」でもありません。

この記事では、本人が語っているブレイキンへの取り組み、実際に代役を務めたダンサーの証言、ワン・イーボー自身のダンス歴をもとに、映画のダンスシーンがどのように作られたのかをわかりやすく整理します。

  1. 『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人?結論は「本人+プロの代役」
    1. ワン・イーボー本人が実際に踊っているシーンは多い
    2. 一方で高難度技には実際に「ダンス代役」がいる
    3. 本人と代役を組み合わせて一人の「陳爍」を作っている
  2. ワン・イーボーはもともと本格的なダンス経験を持っている
    1. 10代からダンスに取り組みUNIQのメインダンサーに
    2. 『ストリート・ダンス・オブ・チャイナ』でもダンス経験を積んでいる
    3. 日本のトップダンサーからも実力を評価されている
  3. なぜワン・イーボーでもブレイキンの代役が必要だったのか
    1. ブレイキンは一般的なダンスとは身体の使い方が大きく異なる
    2. ワン・イーボー自身も「プロのブレイキンダンサーではない」と話している
    3. ヘッドスピンなどの大技は専門性が非常に高い
  4. 『熱烈』のブレイキンはどこまで本人なのか
    1. 顔が映っているから本人、大技だから代役とは限らない
    2. 特にヘッドスピンは代役参加が明確になっている
    3. 複数のスペシャリストの技が「陳爍」に集約されている
  5. 『熱烈』のダンスが本物らしく見える理由はプロダンサーにもある
    1. ダー・ポン監督は現役ダンサーの意見を重視した
    2. 「ダンスが上手い」だけでなく音楽性や個性も重要
    3. ワン・イーボーとプロのB-boyを競わせる話ではない
  6. ワン・イーボー目当てでもブレイキン初心者でも『熱烈』は楽しめる
    1. 主人公の陳爍とワン・イーボーには「ダンス好き」という共通点がある
    2. クライマックスは技の名前を知らなくても楽しめる
    3. 本人と代役を知ったうえで見返すのも面白い
  7. 『熱烈』の作品情報とダンスをもっと確認する方法
    1. 公式インタビューでは本人がブレイキンについて語っている
    2. Blu-ray・DVDにはメイキング映像も収録されている
  8. 『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人だが高難度ブレイキンには代役もいる

『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人?結論は「本人+プロの代役」

最も気になる「ワン・イーボーは本当に踊っているのか」という点から確認しておきましょう。『熱烈』のダンスは、ワン・イーボー本人によるパフォーマンスと、ブレイキンを専門とするトップレベルのダンサーによる高難度技を組み合わせて作られています。

ワン・イーボーがダンスシーンそのものを他人任せにしているわけではありません。ただし、ブレイキン特有の高度なパワームーブまで、すべて本人が行っていると考えるのも正確ではありません。

ワン・イーボー本人が実際に踊っているシーンは多い

ワン・イーボーは俳優としてダンスを一から覚えた人物ではありません。アイドルグループUNIQではメインダンサーを務め、デビュー以前からストリートダンスに取り組んできました。そのため、映画の中でもリズムを取る動きやステップ、振付をそろえる場面など、多くの部分を本人が演じています。

日本の映画『熱烈』公式サイトに掲載されているインタビューでも、ワン・イーボー本人が「撮影で一番大変だったのはダンスの部分」と語っています。プロのブレイキンダンサーではないため、普段とは違うダンススタイルや技術を練習する必要があったとも説明しています。

つまり、撮影時には実際にブレイキンの練習を重ね、演技とダンスを同時に行っていました。単に顔が映るカットだけを演じ、踊る場面をすべて別人に任せた作品ではありません。

一方で高難度技には実際に「ダンス代役」がいる

重要なのは、『熱烈』にはワン・イーボー演じる陳爍(チェン・シュオ)のダンス代役を務めた人物が実在することです。

中国メディアのインタビューでは、20年以上のブレイキン経験を持つB-boyの英策(イン・ツェ)が、陳爍の代役として撮影に参加したことを明かしています。英策は特に「頭転(ヘッドスピン)」を得意とし、その技術を理由にダー・ポン監督から起用されたと説明しています。

さらに、クライマックスとなる大会のバトルでも、頭を使って回転する場面を担当したことを具体的に語っています。この証言がある以上、「『熱烈』のブレイキンは一切代役を使わず、すべてワン・イーボー本人」という説明は正確とはいえません。

ネット上では「ダンスは全部本人」と説明されることがありますが、実際には陳爍役のダンス代役を務めたプロのB-boy本人が撮影参加を証言しています。「本人も踊っているが、高難度技には専門ダンサーを起用した」と理解するのが適切です。

本人と代役を組み合わせて一人の「陳爍」を作っている

『熱烈』の特徴は、本人か代役かを二者択一で考えるより、「複数の技術を組み合わせて陳爍というB-boyを完成させている」と考えたほうが理解しやすい点です。

代役を務めた英策によれば、制作側はヘッドスピンだけでなく、トーマス系の回転技や空中系の技、片手を軸にした高度なムーブなど、それぞれを得意とするトップダンサーを集めていました。映画の主人公を、現実のストリートダンス界にいるさまざまな一流ダンサーの技術を凝縮した存在として表現しているわけです。

その土台となるダンスをワン・イーボー自身が演じ、特に専門性が高い技をプロが補うことで、俳優の顔や表現力と、本格的なブレイキンの迫力を両立させています。

ワン・イーボーはもともと本格的なダンス経験を持っている

『熱烈』のダンスが自然に見える大きな理由は、ワン・イーボー自身に長いダンス経験があることです。ブレイキン専門のB-boyではありませんが、「ダンスができる俳優」というより、ダンサーとしての経歴を持ったうえで俳優として活動している人物と考えたほうが実像に近いでしょう。

10代からダンスに取り組みUNIQのメインダンサーに

日本公式サイトのプロフィールでは、ワン・イーボーは13歳のころにヒップホップダンス大会で入賞したことをきっかけに芸能界入りしたと紹介されています。その後、2014年に中韓合同男性グループUNIQのメンバーとしてデビューし、メインダンサー兼リードラッパーを担当しました。

つまり、『熱烈』で突然ストリートダンスに挑戦したわけではありません。音楽に合わせて身体をコントロールする能力、振付を覚える力、複数人で動きを合わせる感覚などは、長年の経験によって身につけていたと考えられます。

映画のダンスシーンを観ると、難しい技だけでなく、立って踊る部分やリズムの取り方、身体の細かな使い方まで自然に見えます。こうした部分は、単に数か月アクロバットを練習しただけでは作りにくいものです。

『ストリート・ダンス・オブ・チャイナ』でもダンス経験を積んでいる

ワン・イーボーは、中国の人気ダンス番組『ストリート・ダンス・オブ・チャイナ(這!就是街舞)』にも参加しています。日本の『熱烈』公式サイトでも、2020年から番組に参加し、自身が率いるチームを優勝へ導いた経歴が紹介されています。

番組では一つのジャンルだけに限定されず、多様なストリートダンサーと関わっています。そのため、ブレイキンそのものを専門としていなくても、バトル文化や音楽へのアプローチ、ダンサー同士の空気感を理解していたことは、『熱烈』の主人公を演じるうえで大きな強みになったと考えられます。

ダー・ポン監督も、映画のキャスティングを考える際に多くのB-boy、B-girlへ「誰がこの役に適していると思うか」と尋ねたところ、多くのダンサーからワン・イーボーの名前が挙がったと語っています。

日本のトップダンサーからも実力を評価されている

『ストリート・ダンス・オブ・チャイナ』でワン・イーボーと共演した日本のダンサーZIN(Hilty & Bosch)は、『熱烈』日本公開時のトークイベントでワン・イーボーのダンスへの姿勢について語っています。

ZINによると、番組で難しい振付に取り組んだ際、ワン・イーボーは限られたリハーサル時間にもかかわらず、事前に映像を確認して振付を覚えてきたそうです。単に知名度の高いスターがダンス番組へ出演していたのではなく、ダンサーとして真剣に取り組んでいたことがわかります。

『熱烈』でもブレイキンだけでなく、ロックダンスなど異なるストリートダンスの要素が取り入れられています。ワン・イーボーが複数のジャンルを経験してきたことが、映画全体のダンス表現に生かされています。

なぜワン・イーボーでもブレイキンの代役が必要だったのか

「これほど踊れるワン・イーボーなら、なぜ代役が必要なの?」と疑問に思うかもしれません。その理由は、ストリートダンス経験の有無と、プロレベルのブレイキン技術を身につけているかどうかは別だからです。

ブレイキンは一般的なダンスとは身体の使い方が大きく異なる

公益社団法人日本ダンススポーツ連盟のブレイクダンス本部では、ブレイキンを、音楽に乗りながら身体のさまざまな部分を使い、回転や跳躍などアクロバティックな動きを取り入れたダンスと説明しています。

立った状態で踊るトップロックだけでなく、床に手や足をついて動くフットワーク、身体を静止させるフリーズ、回転や跳躍を伴うパワームーブなどが組み合わされます。

特に頭や肩、腕などを支点に高速回転する技は、通常のダンス経験だけで簡単に習得できるものではありません。十分な筋力やバランスだけでなく、何年にもわたって身体に動きを覚え込ませる必要があります。

ワン・イーボー自身も「プロのブレイキンダンサーではない」と話している

本人もこの点を隠していません。『熱烈』公式サイトに掲載されたインタビューでは、自分はプロのブレイキンダンサーではなく、普段のダンスとはスタイルが異なるため、撮影に向けて多くのテクニックを練習する必要があったと説明しています。

ここは「ワン・イーボーは踊れないから代役を使った」という話とは大きく違います。高いダンス能力を持つワン・イーボーであっても、ブレイキンのスペシャリストが長期間かけて身につける大技には別の専門性があるということです。

短期間で無理にすべての大技を習得させれば、完成度が落ちるだけでなく、俳優のけがにつながる危険もあります。映画として最高レベルのパフォーマンスを見せるために、それぞれの分野のプロを使うのは合理的な制作方法です。

ヘッドスピンなどの大技は専門性が非常に高い

代役を務めた英策が得意としているのが、頭を軸として回転するヘッドスピンです。『熱烈』のクライマックスでも非常に印象的な技として登場します。

ヘッドスピンは、一見すると勢いで回っているように見えますが、軸を安定させ、回転スピードを保ち、身体の形をコントロールする高度な技術が必要です。映画で全国トップレベルのB-boyを演じる以上、中途半端な完成度ではダンス経験者の目には不自然に映ってしまいます。

ダー・ポン監督はプロのダンサーにも納得してもらえるリアリティを重視していました。そのため、演技部分ではワン・イーボーの表現力を生かし、大技では本物のトップダンサーの技術を取り入れるという構成になっています。

「代役を使った=本人は踊っていない」ではありません。俳優本人のダンス能力と、ブレイキン専門家の高度な技術を組み合わせたことが、『熱烈』のダンスシーンの完成度につながっています。

『熱烈』のブレイキンはどこまで本人なのか

具体的な映像を観ながら「この技は本人?」「ここで入れ替わった?」と気になる人もいるでしょう。ただし、公開情報だけから全カットを本人・代役に分類することはできません。確認できる事実と、判断できない部分を分けて考える必要があります。

ダンス・技 確認できること
通常の振付やダンス ワン・イーボー本人が実際に多数のダンスシーンを演じている
ブレイキンの基礎的な動き 撮影に向け本人が練習し、映画内で実演している
ヘッドスピン 代役の英策がクライマックスを含むヘッドスピン撮影への参加を証言している
極めて高度なパワームーブ 各技を得意とするトップクラスのダンサーが撮影に集められている
各カットの演者 すべてについて公式な対応表が公開されているわけではなく、映像だけで断定するのは難しい

顔が映っているから本人、大技だから代役とは限らない

映画では複数のカメラアングルや編集によって一つのダンスシークエンスを作ります。そのため、「顔がはっきり見えるカットは本人」「遠景になったら必ず代役」と単純に分類することはできません。

ワン・イーボー自身がブレイキンの練習をしている以上、床を使う動きだからすべて代役というわけではありません。その一方で、大会終盤の高度な技にはプロの専門ダンサーが参加しています。

ネット上の映像だけを見て一コマずつ人物を判定するより、制作関係者が明らかにしている情報を基準にしたほうが確実です。

特にヘッドスピンは代役参加が明確になっている

現時点で特に根拠がはっきりしているのがヘッドスピンです。英策は自身が陳爍のダンス代役として参加したことに加え、最終バトルでの頭を使った回転技について具体的に説明しています。

さらに面白いのは、対戦相手ケビン側の一部カットにも参加したと語っている点です。つまり映画では、役者一人につき代役一人を固定するというより、必要とされる技術に応じてトップダンサーの能力を活用していたことがわかります。

複数のスペシャリストの技が「陳爍」に集約されている

英策のインタビューでは、『熱烈』の撮影に、さまざまな高難度技を得意とするトップダンサーが集まったことも明かされています。

これは映画を見るうえで重要なポイントです。主人公の陳爍は設定上、全国大会の頂点を目指せるほどのB-boyです。その説得力を生むには、俳優が短期間で覚えられる技だけでは限界があります。

ワン・イーボー本人の音楽性やダンス表現を中心に置きつつ、世界観上必要な超高難度のムーブを専門家が補うことで、「本当に大会で戦えるダンサー」としての陳爍が成立しています。

『熱烈』のダンスが本物らしく見える理由はプロダンサーにもある

『熱烈』の見どころはワン・イーボーだけではありません。チーム「感嘆符!」をはじめ、映画には実際のストリートダンス界で活躍するダンサーが多数参加しています。そのため、練習風景やバトル時の身体の使い方、仲間同士の空気感に独特のリアリティがあります。

ダー・ポン監督は現役ダンサーの意見を重視した

ダー・ポン監督は『熱烈』を制作するにあたり、多くのブレイキンダンサーに話を聞いています。主人公のキャスティングについても、B-boyやB-girlに意見を求め、その中からワン・イーボーという名前が繰り返し挙がったことが出演につながっています。

さらに撮影現場でも、技をどう見せればプロの目から見て自然なのかについて、ダンサー側の意見が尊重されたとされています。

一般の観客に派手に見えればよいのではなく、ストリートダンスを実際に知っている人が観ても違和感の少ない映像を目指していたことが、『熱烈』の大きな特徴です。

「ダンスが上手い」だけでなく音楽性や個性も重要

ブレイキンは、難しい技を成功させればそれだけで完成する競技ではありません。日本ダンススポーツ連盟の競技審査でも、技術だけでなく、ムーブの多様性、完成度、音楽性、独創性などが評価要素となっています。

映画のバトルシーンを見る際も、回転数やアクロバットの高さだけに注目すると、本来の魅力の一部しか見えません。音に合わせてどこで止まるのか、相手の動きにどう返すのか、チーム全体でどう盛り上げるのかを見ると、より楽しめます。

ワン・イーボーの強みも、この部分にあります。専門B-boyほどのパワームーブを持っていなくても、長年ダンスを続けてきたことで、音楽を身体で表現する感覚やステージ上での見せ方を身につけています。

ワン・イーボーとプロのB-boyを競わせる話ではない

「どこまで本人か」という疑問から調べ始めると、ワン・イーボーと代役ダンサーのどちらがすごいのか、という比較になりがちです。しかし、映画の作り方としては両者は競争関係ではありません。

ワン・イーボーには、陳爍という人物として芝居をしながら踊り、感情の変化を表現する役割があります。一方、専門B-boyには、長年磨いた技術によって超高難度のブレイキンを成立させる役割があります。

『熱烈』の迫力は、ワン・イーボー本人のダンス能力と、トップダンサーたちの専門技術の両方があるからこそ生まれています。代役の存在を知ることは、本人の努力を否定することではなく、むしろ作品がどれだけ本格的にダンスを作り込んだかを理解する手がかりになります。

ワン・イーボー目当てでもブレイキン初心者でも『熱烈』は楽しめる

『熱烈』はブレイキンを題材にしていますが、技の名前や競技ルールを詳しく知らなければ理解できない映画ではありません。ダンス経験がない人でも、主人公がチャンスをつかみ、仲間との関係を築きながら成長していく青春映画として楽しめます。

主人公の陳爍とワン・イーボーには「ダンス好き」という共通点がある

陳爍は、生活のために仕事をしながら、それでもダンスを諦められない青年として描かれます。憧れのチーム「感嘆符!」へ加入するきっかけをつかみますが、最初からスター選手として迎えられるわけではありません。

ワン・イーボー本人は、陳爍の人生が自分の経験とそのまま重なるわけではないとしながらも、「二人ともダンスが好き」という部分は似ていると語っています。

本人のダンス歴を知ったうえで映画を見ると、陳爍が黙々と練習を続ける場面や、踊ることそのものを楽しんでいる表情に、より説得力を感じやすくなります。

クライマックスは技の名前を知らなくても楽しめる

終盤の大会では、ブレイキンの高難度技が次々に登場します。ヘッドスピン、回転系のパワームーブ、フリーズなど専門的な動きが多いものの、観客が名称を覚えている必要はありません。

むしろ、相手チームが技を見せたあとに「感嘆符!」がどう返すのか、仲間同士がどうつながっていくのかを見ると、バトルの意味がわかりやすくなります。

ダンス経験者なら技術面を細かく楽しめ、初心者ならスポーツ映画の試合を見る感覚で楽しめる構成になっていることも、『熱烈』の見やすさにつながっています。

本人と代役を知ったうえで見返すのも面白い

一度映画を観たあとで制作背景を知ると、見え方が変わります。ワン・イーボー本人がどのようにブレイキンの動きを役へ取り込んでいるのか、高難度技で専門ダンサーの能力がどう生かされているのかという視点が加わるからです。

特に最終バトルは、一人の俳優の身体能力だけを見せる場面というより、多数のダンサーと制作スタッフが協力して巨大なパフォーマンスを作り上げた場面として見ると、そのスケールがよくわかります。

「結局、ワン・イーボー本人のダンスを見る映画なの?」という疑問には、「はい。ただし、超高難度のブレイキンまで一人で演じた映画ではない」と答えるのが最も実態に近いでしょう。

『熱烈』の作品情報とダンスをもっと確認する方法

『熱烈』は2023年製作の中国映画で、日本では2024年9月6日に劇場公開されました。ダー・ポンが監督・脚本を務め、ワン・イーボーが陳爍、ホアン・ボーがチーム「感嘆符!」のコーチ、ディン・レイを演じています。

項目 内容
作品名 熱烈
英題 ONE AND ONLY
製作年 2023年
製作国 中国
日本公開 2024年9月6日
上映時間 124分
監督 ダー・ポン
主演 ワン・イーボー、ホアン・ボー
題材 ストリートダンス、ブレイキン

公式インタビューでは本人がブレイキンについて語っている

ワン・イーボー本人の発言を確認したい場合は、映画『熱烈』日本公式サイトに掲載されているインタビューが参考になります。

本人がプロのブレイキンダンサーではないこと、撮影に向けて普段とは異なる技術を練習したことなどが説明されているため、「もともとブレイキンの世界的選手だった」という誤解も避けられます。

一方、代役については、極目新聞に掲載された英策へのインタビューで、陳爍の代役を務めた経緯やヘッドスピン撮影について具体的に確認できます。

Blu-ray・DVDにはメイキング映像も収録されている

『熱烈』は日本でBlu-ray・DVDも発売されています。発売元のTCエンタテインメントによると、特装版にはワン・イーボーやホアン・ボーに関するメイキングのほか、ブレイキンチームを紹介する映像などが収録されています。

本編だけではわかりにくい撮影現場の雰囲気や、映画を支えたダンサーたちにも興味がある人には、本編とメイキングをあわせて見る方法が向いています。

動画配信サービスでの配信状況は時期によって変化するため、視聴する時点で各サービスの最新情報を確認するのが確実です。

『熱烈』ワン・イーボーのダンスは本人だが高難度ブレイキンには代役もいる

まとめ
まとめ

『熱烈』で披露されるワン・イーボーのダンスは、本人が実際に踊っている部分が数多くあります。長年ストリートダンスに取り組み、UNIQのメインダンサーや『ストリート・ダンス・オブ・チャイナ』で経験を積んできたため、映画でもダンサーとして自然な動きを見せています。

ただし、ワン・イーボー自身が認めているように、彼はブレイキン専門のプロではありません。ヘッドスピンをはじめとする高度な技には、20年以上の経験を持つ英策など専門B-boyが代役として参加しています。さまざまな得意技を持つトップダンサーが集められ、彼らの技術も陳爍のパフォーマンスを作るために使われました。

したがって、「全部本人なのか、全部代役なのか」という見方ではなく、ワン・イーボー本人のダンスと演技を中心に、プロのブレイキンダンサーの専門技術を組み合わせた作品と理解するのが適切です。その事実を知ってから見ると、『熱烈』のダンスバトルが俳優一人の身体能力だけではなく、多くのダンサーの技術と情熱によって完成したことがより伝わってきます。

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